beach storyのお話 story.39 そして4年後の夏

beach storyのお話 story.39  そして4年後の夏


あれから4



やったー!

 借金を全て返し終わったぜー!


いやーまじで大変大変ちょー大変…。

本当に色んな事があったよな。


怒濤のように過ぎて行ったこの4年間。

20代で始めた俺も、あっという間に

30代半ばになっている。


本気で潰れてしまうかもしれないほど、

売上が下がった時はむりやり、

俺流の店の出し方的なトークイベントを

開いて、数人でも人を集めお金を稼ぎ、

あるいは売れる服や、大好きなゲーム機

なんか全てヤフオク行き💦


毎月の支払いや給料だけは必ず守って、

税金は全て後回しにしちゃって。

お陰様で積もりに積もった滞納額は

軽く100万超え💦まじ笑えないよね笑


どーにかなるっしょ?苦笑


なんて根拠も無しに自分に

言い聞かせ毎日笑いながら

やってたけどさ。


帰り際に立ち止まって夜空の

星や月を何度眺めたことか・・・💦


人間やばくなると一瞬とはいえ、

よぎったりするんだよ。

何がってのは伏せておくけどね笑


でもどうにかこうにかで

続けて来れてその税金も

全て追いつき、払い切れた!


本当に一人一人来店して頂いた

お客様のおかげでここまで

続けていられているんだ。


東日本大震災で、この大宮も

震度5強の揺れにあい、計画停電や

物流もストップし、営業がしばらく

ままならないこともあった。


昔さんざんバカにしてきてた

やつが手のひらを返したように


お前ならやれると思ってたよ」とか

「俺はだいぶ相談に乗って上げた


とかわざわざバイトちゃんの前で自慢げに

話し出すやつまでいたりする…。


さっちゃんに続き、新しい素敵な仲間達も

出会い増えていった。

男子も顔負けするくらい

「気合い、根性、度胸」を全て兼ね備えつつ

可愛い笑顔を絶対に絶やさない「ゆりあ」に

飛び込み応募で面接でお酒まで飲んじゃう

天然な旅人美人で英語もペラペラなえりちゃん。


新しいスタッフやお客さんから始まり

常連を超えて、かけがえのない親友と

呼べるような大切な仲間も出来た。

約束の予定通り2年前にさっちゃんは

大学を卒業し、この店の内定をあっさり

蹴り、卒業し就職難を乗り越え、新しい

人生storyを描くためにここを卒業した。


この4年の間に母親は病に陥り、病院の

ベッドの母親に泣き叫び、俺の目の前で

他界した。直前の最後の言葉は、

あれだけ、素敵な友達、仲間や

お客さんがいるから、yoshiなら

もう大丈夫よ」と

最後の言葉を残して息を引き取った。

父、兄、俺と3人が初めて揃って声を

上げて泣いたのはこの時が初めてだった。


ここで出会い知り合った

お客さん同士が付き合うように

なったり、もちろんその後、

別れたカップルもいれば、後に

結婚までしたカップルも誕生した。


それぞれのいろんな人たちのstoryと

混じり合いながら、このお店はどこに

向かっていくのかな。


そしてさらに月日は経ち、


えりちゃんもまた自分の夢を

追いかけるため、ゆりあは

さらなる成長のため営業の世界へと

新しいストーリーを描くため

旅立っていった。


後にえりちゃんは2019年2月

大宮駅東口で旅人の集う

トラベルカフェバックパッカーズ」を設立

https://www.facebook.com/Travelcafebackpackers/


この二人が去ると同時期に

入れ替わるように応募を

してくれたのがめぐちゃんと

ゆきちゃん。めぐちゃんは

大学2年生の、Mac使い。

俺の苦手なExcelWord

PhotoshopIllustratorまで

使いこなすデザイナーの卵。

1つ1つを丁寧に着実に

スピーディに仕事を覚え笑顔で

こなしていく。


ゆきちゃんは持ち前のノリと

勢いでその場を切り抜け、発言の

全てが卑猥に聞こえてくる明るい

パッパラパー。こういう子はうちの

テイストにピッタリだ。


Beach Story

また新しい風が吹いて来た


story40に続く

前回のお話


世界の路上  Burger's Cafe Beach Story前より