beach storyのお話 story.42(最終話) 2019年夏 現在

beach storyのお話 story.42(最終話) 2019年夏 現在


2019 現在

久米島には新しく俺を家族として

呼んでくれる方が出来て5年が経った。

お互いに早々会えるわけではないけど

途絶える事なく今もお互いに交流が

続いている!


3年ほど前に2店舗目を展開したけど

今の自分の事、今後の人生を考えての

出した答えは自分の方向性を今一度、

整えるため再び1店舗に戻した。


これまでに出会った中で

人間関係の問題とも少なからず

経験をした。

せっかく出会った仲間なのに

ぶつかり合い期待に応えられず、

ここを去っていく仲間もたくさん

見届けたし、俺自身から退いても

らう命令を下したこともある。

こういう時が一番辛いよね


その根底の原因としてはやっぱ

俺自身の力量不足になってくる

んだよ。俺の統率力だったり

体制が不十分だったり


でも今もずっと続けてくれて

成長してくれる仲間もいるし

新しい仲間もまた出来た。


それらがあって今に繋がるのだから、

結局は過去の何一つ否定は出きなく

全てに感謝をするしかない。

そして、やっぱり久米島と繋がって

いる何かが出来たら俺は最高なんだよね。


時間はかかっても

少しづつコツコツと積み上げていく


自分が止まりさえしなければそれは

進んでいる事。俺の両親の教えだ。

それに向けて今後、動き出そうという

のが今の考え。


そしてその門出としては久米島の行政と

のコラボで久米島を紹介するイベントも

俺のお店で開催も出来た。

今後、島と何かを繋げるような事に

チャレンジをしていきたい。


言葉や文字では、伝えきれないほどの

大切な出来事や経験を今日までさせて

来てもらったよね。


20歳のあてもない旅から

始まった俺のbeach story


今年で独立して10年目。

この夏、個人事業から法人化して

会社にする予定!


これまでとはまた新しい航海に

乗り出すわけで、船底を仲間と

修正しつつゆっくりと進む。


よく経営コンサルみたいな人は、

マネージメントが大事とか、他店の

動向、競り合い店はどうなのかとか

聞かれ、地域社会のために貢献出来る

店作りが大事だとか偉そうに言われ

そこをきちんとしないとお店なんか

出来ないよなんて事も言われたりした

けど正直俺は、そんな事調べなかったし

全くと言っていいほど考えなかったな💦

気ままにやりたいように好き勝手に

本気でやっただけ。


きっとそれは本当に大事な事なんだろう。

でも俺の目的は、あの時、あの島にたどり

着き、そこで今までとは違う生活を始め、

いっ君と出会い、優しい島の人達に恵まれ、

みじかに憧れた人と出会い、これまでの俺の

小さな自分の世界観を、少し広げる事が出来て、

新しい自分に夢が芽生え、あの時の感じた事を

いつまでも忘れないようにと、このお店に

人生をかけた。


本当に命懸けだったよな

だって生活かかってるもん。

結婚3日前にプータローになっちゃって

そのまま結婚して独立を決意して

だったからね💦


おかげさまでここまでやって来れ

たけどそれでも色々な事がまだま

だ全然だし、相変わらず不安定な

中で日々経営している。

でもだからこそ生きているという

ことを常に実感が出来る。


なんで独立したの?目的は?

なんて聞かれたら、本音は先に

死んじまったダチが俺の心の

中では生きるように、あの時の

ことを、いつまでも忘れないように

彼らに感謝をし続けたかったからと

しか言いようがないしね。


たまに、

「独立に踏み出すその勇気がすごいね」

と褒められたりした事もあったけど、

実際は今だって常に怖いわ💦

手の抜きどころはあったとしても

気の抜きどころはないよ。


ただ、今日までの自分の経験から出た

答えは勇気を出して覚悟をするんじゃ

なくて本気で覚悟を決めたから勇気が

湧いてきたんだよね。


きっと全てに言えることであって、

先に覚悟を決めちまう事なんだな。

綺麗事は後からちゃんと付いてきたしね。


まだまだやりたいことはたくさんあって

たくさんの人がそう思っているんだろう。


長くも短くも感じるこの人生をこの先

どう楽しんでいくか。

やっぱそれは自分がやりたいと思った

ことをできる限り何度でも挑戦をして

いくことだろう。


そして目指すべき、立つべき地は、

当初掲げた言葉にある

心身共に流れる水の如く転化し

留まらない境地なのだ。


yoshi


P.S

ここまでお読みくださった方、本当に

ありがとうございます。

いったんこのお話はここで区切らせて

頂きますが、またその内、気ままに

続編を書き綴るか、番外編として、

たまに単発でUPされるかもしれないので

その時にはまたよろしくでございます!


前回のお話